柏で手すりの設置は、ドリームリビングへお任せ
- リフォームコラム
年齢を重ねてると、ちょっとした移動に不便が出てきます。
廊下やトイレ、階段に手すりがあることで、転倒などを防ぎ安心して生活することが出来ます。
特にお風呂場に手すりを設置すると、水で濡れた床で足を滑らせない、浴槽をまたぐ際に足を取られないなどの利点があります。
手すり設置は10万円以下で設置できる箇所もあります。
介護に関するリフォームの場合は介護保険を使用すると、費用負担は住宅改修費20万円(税込)の内、1割負担(18万円が補助)で施工できます。
こちらのページでは、手すりリフォームのメリットや工事にかかる費用などをご紹介します。
毎日の暮らしで使用する、階段・トイレ・浴室・玄関など転倒の危険性がある場所を、安心できる場所にリフォームしていきましょう。
手すりを設置するメリット
駅やショッピングモールといった公共交通機関や商業施設ではよく目にする手すりですが、福祉用具としてご自宅にも簡単に設置することが可能です。
高齢のご家族が居ない家庭でも、滑りやすい浴室やトイレなどの水まわり、転倒事故の多い階段や廊下に設置することで安心して暮らすことが出来ます。
こちらの項目では、手すりの役割を改めて振り返り、設置のメリットを確認していきます。
①お住まいの方の移動の補助
加齢とともに筋力や関節の機能が低下していくことが原因で、高齢者は2本の足を使ったスピード感のある移動が困難になります。
特に玄関アプローチや階段、スロープ・廊下に手すりを設置することで、歩行や移動のサポートができ、高齢者の方や足腰が不自由な方も安心して移動できます。
介助を要する状況になっても、手すりを生活に組み込むことで、自分自身の力を最大限に活用することが出来ます。
②ちょっとした動作の補助
椅子やベッドから起き上がったり、階段の昇り降りといった上下移動の動作は、
手すりにつかまって体を支えることで体への負担が軽くなります。
手すりリフォームのオプションとして足元の照明を取り付ければ、夜中のトイレや熱中症対策の水分補給など、時間や季節シチュエーションを問わず安全にお使いいただけます。
③手すりで思わぬ転落転倒の防止
視力・筋力の衰えや、運動神経の働きの低下があると、ちょっとした気の緩みが身体のバランスを崩しやすくなってしまいます。
衝撃の度合いや打ちどころによっては、骨折をしたり、重度の後遺症が残ったりするおそれもあります。
階段などの段差につまずいた時、雨の日に床の水分で滑りそうになった時に、ぱっと手を伸ばした所に手すりがあれば、思わぬ転倒事故を防ぐことができます。
手すりは、高齢者の不慮の事故を防ぐという役割を果たします。
格子や桟の付いたタイプの手摺であれば、階段脇からの転落を防ぐことができます。
くぐり抜け防止ができることから、高齢者のみならず小さなお子様がいるご家庭にもおすすめです。
福祉用具としてだけでなく、手すりが日常生活にあることで家族みんなが安全に過ごせる住まいになります。
手すりの種類や特徴、選び方をご紹介します
手すりの種類は?
介護が目的の手すりや、水まわり向けの手すりなど、利用される方によってご希望の手すりは様々と思います。
メーカーによってはレンタルし固定して使用する手すりなどもありますので、ご自宅のスペースや使用期間などでご検討いただくのが良いでしょう。
まず、手すりと言えばよくある形式を4点ご紹介します。
①水平手摺
床面に対して水平に取り付ける手すりです。左右の動きを補助します。
②I字型手摺
床面に対して垂直に設置するもので、上下、左右の動きを補助するため姿勢安定などの目的で多く使われています。
- 関連ページ: 浴室リフォーム検討中の方必見!後悔しない選び方、ポイント
③L字型手摺
L字型手摺は文字通り、水平手すりと縦手すりがひとつになった「L」の形をしています。
上下、左右の動きを補助し、トイレだけでなく浴室や玄関でも活躍します。
水平の部分を長くし、玄関から廊下に設置できる種類も販売されています。
④可動式手摺
上にはねあげできたり、壁側から便器の前へスイングさせたりでき、立ち上がり補助や姿勢保持として使われる手すりです。
使用しないときは収納できるためスペースの有効活用ができます。
状況や使用者の背丈や動きに合わせて設置を進めましょう。
階段:費用相場7~15万円
階段に設置する手すりは、階段自体の形状や長さに合わせて種類と費用が決まります。
階段に繋がる形で廊下にも水平手摺を設置されるのもおすすめです。
ご自宅の階段、手すりを設置したい階段の部位がどれに当てはまるかチェックしてから見積もり依頼、リフォームの相談をするようにしましょう。
直階段
途中で折れ曲がったりすることなく、真っ直ぐに昇降するタイプの上階から下階まで一直線に結ばれている階段。
かね折れ階段(L字型階段)
中でL字型に折れているタイプで、途中の踊り場で90°向きを変える階段。
直階段よりもさらにコンパクトな見た目が特徴。
折り返し階段(U字型階段)
途中の踊り場で180°向きを変え、コの字型に方向を変えて上がる階段で、かね折れ階段同様途中に踊り場を設けられている。
トイレ:費用相場2~3万円
トイレは狭い空間ですが、ズボンを脱ぐ動作やしゃがむ動作、水を流す動作などで身体の様々な点を複雑に動かします。
普段元気に過ごされている方でも、腰や足を痛めていると日に何度もトイレに行くのが大変になってきます。
立つ、座るという動作だけでも手すりがサポートしてくれると楽になります。
新築でまだ介助の必要性を感じていない方でも、体調不良などで利用する機会もありますので、先んじて設置するのが良いでしょう。
浴室:費用相場2~3万円
トイレ同様、浴室の手する設置もリーズナブルな価格帯でリフォームができます。
在来工法の浴室や脱衣所の壁材によっては、ご希望の手すりを付けられないケースも多々あるため、
専門業者に見積もり依頼でリフォームの可否を確認してもいましょう。
浴室をリフォームする際に、最新のユニットバスにリフォームされ、一緒に手すりを設置するケースも多いです。
浴室のデザインに合わせた手摺であれば、雰囲気を壊さずリラックスして安全に入浴いただけます。
玄関:費用相場10~13万円
手すり設置の注意ポイントは高さ!
玄関に手すりを設置すると、外出、帰宅時に強いサポートをしてくれます。
外階段の昇り降りには、階段に沿わせた水平型の手すりが便利です。
手すりはなるべく連続で設置する方が良いので、L型手すりで上下動作を補助させながら、水平部分を伸ばして廊下まで設置するのが安心です。
玄関が広くないと「逆に邪魔になってしまうのでは?」
と思われる方もいるかもしれませんが、玄関スペースに収まる形の手すりもあります。
玄関のスペースや靴箱の位置などでより具体的に設置箇所を検討されたい際は、ドリームリビングへご相談ください。
手すりの取り付けは、介護リフォームの中でも比較的取り入れやすい価格です。
介護に関するリフォームであれば介護保険を利用することで、費用負担は住宅改修費20万円(税込)の内、1割負担(18万円が補助)で施工できます。
手すりの設置は、ご自宅の状況やメインで使用される方のお悩みに合わせて、最適な手すりを選ぶことが大切です。
介護保険や自治体の補助制度などを有効活用して、より賢く安全な毎日を手に入れましょう。
手すりを設置する際に注意していただきたいことは、メインで利用する方の高さに合わせるという点です。
公共機関や屋外の手すりは、老若男女問わず多くの方が利用するので、どの身長の方にも対応できるよう一般的な高さに設定されています。
具体的には、床から計測して手すりの一番高い部分までが、75cmから85cm程度に設定されています。
ご自宅に設置する手すりは、70cm台では低くて使い辛いと感じることが多いので、80cm程度で調整してみましょう。
高いグリップと低いグリップがある二段手摺の場合は、下段を60cm台にされると良いでしょう。
より最適な高さにしたい場合は、足の付け根の出っ張った部分である大腿骨大転子や、気をつけの姿勢で床から手首までの高さに合わせるのがおすすめです。
介護を目的とした手すり設置などですと、手すりの位置や高さがサポートする際に邪魔になってしまうケースもあるのでご注意ください。
手すり設置 高さの目安がこちらです。
身長(cm) | 目安の高さ(cm) |
---|---|
150 | 75 |
160 | 78 |
165 | 80~82 |
170 | 84 |
高さを設定する際は男女差や年齢差を考慮し、手すりを使用する頻度が多い方はその方にあった高さに設定しましょう。
トイレなどの狭い空間では、便器から25㎝程度の高さがおすすめです。
手すりを設置する位置や種類によって感覚が変わってくるので、どの様な握り心地が良いかなども設置前に検討するようにしましょう。
手すり設置のリフォームポイントをご紹介しました、いかがでしたでしょうか。
簡易的な手すりを想定していても、実際にご自宅にお伺いしてお見積りさせていただくと、
「ついでに玄関と階段も~...」とご希望が変わってくる場合もあります。
ドリームリビングでは、最適な手すり設置のリフォームプランをご提案させていただいますので、ぜひお気軽にご相談ください。