【失敗しない】外壁塗装 色選びのポイント
- リフォームコラム
「最近、家の外壁が色あせてきたな…。」
そんなお悩みをお持ちではないでしょうか。
マンション・一軒家のどちらも、外壁塗装の寿命は平均8~12年。
寿命をすぎると「外壁の美しさ」「雨や紫外線から守る」などの外壁塗装の効果が失われるため、定期的な塗り替えが必要です。
こちらの記事では、おすすめの外壁塗装の色味、色選びで失敗しないポイントについて解説いたします。
『外壁塗装を考えているけど、何から始めていいかわからない』
『前の色とは違う色にしたいけど、どんな色にしようか迷っている』
と、外壁塗装のリフォームに対してお悩みを持っている方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
目次
これがおすすめ!外壁塗装カラー
「前の外壁の色とは違う色にしたい」「家のイメージチェンジがしたい」
とお考えの方も多いと思います。まずは、おすすめの外壁の色を5点ご紹介します。
グレー
グレーは外壁の色の中でも特に人気な色の1つです。
外壁の汚れが目立たないため、メンテナンスの手間や費用がかかりにくいです。
グレーもブラック寄りか、白色寄りかによって印象が大きく変わるので、仕上げたいお家のイメージによってグレーの濃淡を決めてみるのもおすすめです。
グレーの外壁の印象
クール、シンプル、モダン
相性のいい色
ホワイト、ブルー など
ブラウン
ブラウンもグレーと同様に汚れが目立ちにくく、木や土を連想させるため、周りの家にも溶け込みやすいカラーとなっています。
ブラウンは他の色との合わせ色としても、非常に相性がいい色なので、色々な組み合わせを調べてみるのも良いでしょう。
ブラウンの外壁の印象
ナチュラル、クラシック、温かい
相性のいい色
アイボリー、ホワイト、黒 など
ベージュ
ベージュは、和風・洋風とどちらの家のテイストにも合わせやすいことから、人気な色の一つになっています。
色の濃さだけでなく、オレンジ寄りか、茶色寄りかでも印象がかわります。
ベージュはレンガや石調などと組み合わせることによって、よりクラシカルな印象を与えることもできます。
ベージュの外壁の印象
明るい、上品、おしゃれ
相性のいい色
ブラウン、ホワイト など
ブラック
ブラックは、重厚感があり、高級な印象を与えられる色です。
艶消しと相性が良いので、塗料の選び方によっては、より格式高いお家に近づけます。
ブラックは汚れの目立ちやすい色なので、塗料選びの際には長持ちさせやすい、フッ素塗料などを使用するようにしましょう。
ブラックの外壁の印象
スタイリッシュ、都会的、高級感
相性のいい色
ホワイト、ブラウン、ブルー など
ネイビー
ネイビーは落ち着いた印象の紺色で嫌味がなく、誰からも好かれる色と言えるのではないでしょうか。
英国王室の「ロイヤルブルー」に代表されるように、高貴なイメージで、ヨーロッパでは大人気の色です。
ネイビーは紫外線を反射する効果があり、同じく紫外線を吸収しやすいブラックよりも、紫外線による色落ちが少なくて済みます。
暗い色で紫外線による色落ちが気になる方は、ネイビーを選ぶ人が多いようです。
ネイビーの外壁の印象
安らぎ、重くなりすぎず爽やか、誠実
相性のいい色
ホワイト、ブラウン、グレー など
色選びに失敗しないポイント
ご希望の塗装カラーは絞られてきましたでしょうか?
外壁塗装の費用相場は60万円以上です。せっかく費用をかけて塗り直すのですから、満足できる仕上がりが良いですよね。
では、外壁塗装リフォームで一番多い失敗はどういったものでしょうか。
それは…「カタログを見て決めたけど、塗り終わってみたら思っていた色と違うな…。」ということです。
そんな失敗や後悔を起こさないために、色の決め方もご紹介します。
定番色、人気色から選ぶ
グレー、ベージュ、ホワイトなどは、外壁の色の中でも特に人気の色と言えます。
そのため、ピンクやレッドなど奇抜な色を選ぶよりは失敗するリスクが低いです。
多くの業者やメーカーで取り扱いが多く、塗料のバリエーションも豊富に備えていることもメリットの一つです。
ですがその一方、個性を出したい方にはありきたりな印象を持たれてしまうかもしれません。
人気の色を使って個性を出したい場合は、ツートンカラーやアクセントカラーを利用するのおすすめです!
お隣、周辺環境に合わせて選ぶ
いくらきれいな色に外壁塗装しても、周囲の環境や街並みとかけ離れてしまうと、どうしても浮いた印象を持たれかねません。
自分の周辺環境を見て、その土地にあった色を選ぶのも失敗しにくい決め方の1つです。
例として、古風な街並みであるなら黒か白、自然が豊かな土地であればブラウンやグレーなどのアースカラーを取り入れるとおしゃれにまとまります。
色選び注意点!面積効果とは?
面積効果とは、「面積が小さいと濃く見え、大きいと薄く見える」という視覚効果のことです。
色見本やカラーサンプルを見ながらイメージをしたいという方もいると思いますが、面積効果が働くことによって、実際に塗ると、色見本で見た色より薄く感じてしまいます。
ですので、色見本で外壁の色を決める際は参考程度にしておくとよいでしょう。
カラーシミュレーションをしてみる
外壁塗装は、一度塗ってしまうと、そう簡単にはやり直しができません。
そんなときに有効なのがカラーシミュレーションです。
カラーシミュレーションは、色見本などで見るよりもさらに仕上がりに近いイメージで色を検討することができます。
また、1色だけでなく、ツートンカラーなど色の組み合わせも確認できます。
「外壁に使いたい色は決まっているけど、いまいちイメージがつかめない」と思っている方は、ぜひご相談ください。
外壁塗装の契約までの流れを確認しましょう!
塗装する色味が決まったら、具体的に塗装を依頼する業者選びも始めましょう。
外壁塗装のご契約までの流れは大きく4つ分けられます。
ここでは、一般的な流れをご紹介します。
1.外壁塗装業者を選ぶ
外壁塗装の仕上がりは、業者選びに大きく左右されます。トラブルの原因にもなりかねません。
業者選びのポイントは以下の通りです。
- ▼ご依頼地域での実績があるか(施工事例などの掲載があるか)
- ▼大幅な値下げキャンペーンは、内訳や理由を開示しているか
- ▼口コミや、評判は信頼できるか
- ▼塗装に関わる資格を保有しているか(外壁劣化診断士、1・2級塗装技能士など)
これらは、外壁塗装会社のホームページなどから、簡単に確認することができる項目です。ぜひチェックしてみましょう。
2.見積もりを取る
業者が選べたら、次は見積もり依頼です。
見積もりの前に以下のちょっとした準備をしておくことで、見積もり依頼がスムーズかつ安心して進められます。
▼建物の図面の準備
外壁塗装の費用は(材料費+施工費)×塗装面積で計算されることが多いため、見積もりの際に必要になります。
また、お家の平面・立体図があるとご自身で費用の確認することもできます。
▼工事仕様書の準備
現在お住まいの外壁に、どういった素材が使われているのかが記載されている書類です。
これによって塗装できない外装材かどうかを見極めることができます。
▼その他要望を紙に書きだしておく
色や塗料、工期、その他希望や相談事などを書き出しておくと、スムーズに依頼を進めることができます。
3.現地調査をしてもらう
現地調査とは、見積もりの依頼後に塗装業者が家に来て、外壁の現状チェックをすることです。
現地調査終了後、正式な見積もり書が作成されます。
平均的な30坪のお家だと平均30分~1時間かかります(調査時間が極端に短い場合、隅々まで調査されていない場合があります)。
現地調査では主に以下のことが行われます。
- ▼お家の面積や長さの計測
- ▼素材や傷み具合を見る
- ▼色や質感に関する簡単な打ち合わせ
電話やネットで見積もり依頼をした場合、塗装業者と初めて対面する機会になるので、ここでも誠意をもって対応してくれるのか、しっかりと見ておくことが大切です。
4.ご契約
現地調査が終了し、業者が作成した見積もり書に納得ができたら、外壁塗装工事のご契約が完了となります。
契約の際には必ず以下のことを確認するようにしましょう!
- ▼外壁の色や塗料の種類
- ▼工事開始日と工期
- ▼工事代金の支払い方法
- ▼工事完了後の補償内容が記載されているか
- ▼クーリングオフの確認
外壁塗装おすすめの色・色選びの失敗しないコツ、契約までの手順まで解説させていただきました。
いま現在、外壁塗装リフォームをお考えの方はイメージが湧きましたでしょうか?
外壁塗装リフォームは、業者選びが非常に重要です。
いかに自分のお家に真摯に向き合ってくれるか、を基準に業者選びを行うことを心がけましょう。
外壁のご相談・お見積もりはぜひ、ドリームリビングまでお問い合わせください!