・浴室リフォームの失敗 その② カビや汚れが減らない
浴室リフォームをすればお手入れのし易いお風呂になる、ということではありません。
在来工法でよくあるタイルの壁のままであれば、壁面のお手入れでカビの発生改善などは難しいでしょう。
カビや汚れにお悩みの場合は、壁材をパネル・フィルムのものにすることで乾きやすく汚れにくい風呂壁にすることができます。
・浴室リフォームの失敗 その③ 不要なオプションがある
浴室リフォームをされる際に、各メーカーさんのユニットバスカタログを見られると思います。
標準仕様以外にも多くのオプションが用意されています。
壁や浴槽の色やデザインだけでなく、収納棚やテレビ、ミスト機能なども取り付けることが可能です。
リフォーム検討中は様々な設備に思いをはせ、あれもこれもとオプションを追加することで見積もりが膨れてしまうこともあります。
実際にリフォーム後のお風呂を使われるご家族で、本当に必要な設備、オプションを見定めていきましょう
・浴室リフォームの失敗 その④ 色やデザインが違う
最近のユニットバスは色味やデザインが豊富で、TOTOのサザナであれば30種類の色・デザインからご希望のものをお選びいただけます。
白や水色であれば清潔感、木目調は温かみを感じられます。黒などの暗めの色であれば高級感を演出できます。
しかし、浴槽が黒いデザインは白い水垢が目立ってしまったり、カラフルな入浴剤がいまいちよく分からない色味になってしまったりします。
また、浴槽も床も天井も壁も全て暗い色にしてしまうと、重苦しい雰囲気になってしまう失敗もあります。
デザインや色はお風呂全体を考えてコーディネートしましょう。
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・浴室リフォームの失敗 その⑤ 希望のタイミングでリフォームできなかった
長年お風呂の不具合に悩まれ、いざリフォームしよう!
と思っても希望のタイミングでリフォームできなかった、などの失敗もあるでしょう。
浴室リフォームの工期自体は、ユニットバスからユニットバスへのリフォームであれば約4日程度、
在来工法からユニットバスや、元の広さからサイズアップするなどの大規模リフォームは約6日程度が目安です。
ですが、希望されるユニットバスの仕入れがメーカーサイドで滞っている場合や、リフォームされる施工店の状況によっては数か月待ちの時間が出来てしまうことも。
冬場のヒートショックを防止するために暖かいユニットバスにされたい場合は、ぜひ早めの春・夏頃からリフォームのご相談をされてみてください。